会ってすぐ私は言った。
「
あなたのメールは感じ悪い。何でそんなに意地悪なの?」
『ただ本当のことを言っただけだよ。だから君は本音をつかれて頭にきているんだ。』
こんなことまで言った。
『君はあと少しで今日のディナーをキャンセルしてくるところだったね。』
「そうして欲しかったの?」
はっきり言ってものすごく頭にきた。
『別にどうでもいいよ。女の人は長い列を作って僕を待っているから。』
冗談とはわかっていても、何と言う傲慢な話し方なんだろう。
理解できない。
それでも、Tataとは会うととても楽しい。
私にはオフィシャルにBijouxがいるのでどんな人ともおかしな事には絶対ならないけれど・・・
普通男性と会い始めると、相手が3回目ぐらいで”正式に付き合いたい”と言ってきたり、手をつなごうとしてきたり、もっと悪い時は迫ってきたりする。
それで、お断りして・・・もう会わなくなる。のが常。
だからTataも、そのうちのどれかになるだろうと思っていた。
でも、彼とはもう両手の指では数えられないほど会っている。
しかし彼からは、甘い言葉も一切なければ・・・迫ってもこない。
だから続いているというのもある。
けれども・・・流れる雰囲気が男女を越えた友達。というようなものでもない。
こういうのって、私わからない。