「日曜日Laraさんと、ランチしたの。」
『えっ。Laraさん?? Laraさんから聞いたの?』
ちょっぴり・・・Tataが、取り乱した。
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Laraさん(仮名)とは、私の父の友人の奥様。
元某国大使の奥様。
とてもステキな方で母より少し若い位の方ではあるが、仲良く色々な話をしたりする。
Bijouxのことで悩んでいたのを察したのか、ランチに誘われた。
Laraさんは、とても優しくて・・・・話をしているうち感極まって涙も出た。
「Bijouxさんに電話をして、事故の後どういう状況かちゃんと聞きなさい。
聞いてこれからの事をちゃんと見極めなさい。まだ若いんだから、恐れるものはありません。仮にお別れになったって、それが何なの!」
優しいながらに強い言葉だった。
Laraさんは、Bijouxとのことにちょっとだけ反対をしている。
というのはBijouxが度々事故にあっているので、事故の後遺症が残ったらどうするの?
一生のことですよ。あなたはどうなるの?
・・・・と親のように心配をしてくれているから。
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Tata が
『えっ。Laraさん?? Laraさんから聞いたの?』
という言葉を聞いて・・・・意味がわからなかった。
「・・・・・あの、私がランチしたって言ったんだけど。」
『えっ?』
Tataは、Laraさんの旦那様と仕事などちょっと関係があって親しくしている。
たまたま私がランチをした日の夜に、このご夫妻とある会で会い話をしたらしい。
『Laraさんと話をしていたら、知り会いにとても素敵な女性がいるから・・・・
I want you to meet her.って言われた。
誰だと思う?』
『YOU !』
・・・うそ?!
びっくりした。だってまさに私が、Bijouxのことで相談して泣いてた日の夜にLaraさんったら、そんなことをTataに言っていた?!
本当か嘘か分からないけどちょっとおかしかった。
何か不思議な感じ。