遠距離恋愛 ~Bellina~



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あと少し


あと数日でBijouxが来る。
5ヶ月ぶりに会えるのだ。

何だか信じられない。

本物のBijouxが目の前に立っていたら、私はどう思うのだろう。
Bjiouxは、どう思うのだろう。

実は半年くらい前からBijouxは体調が悪くて、検査を何度もしていた。
まだ、確定はしていないけれども、ある現代の難病の可能性が高いとのことだった。
聞いた事もない病名だった。

どこからどこまで不運のだろう。あの人は。

死に至る事はないけれど、投薬したり手術が必要。
日本では、食事療法が主流のようだ。正しい食事をしていかないと痩せていくらしい。


ちょっと勉強をしようと思った。
それを伝えたら、平静を装っているBijouxの声が少し喜んだような気がした。

もう少し、もう少しでBijouxに会える。
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by beautifulone | 2008-02-29 16:57 | 恋愛

バレンタイン


Sweet は、コンスタントに連絡をくれていた。
私がイタリア出張だったりとすれ違いは多かったが、帰ってきてからも週末は決まってデートをした。

Sweetは、ふとした角度が私の好きなジュード・ロウに似ている。
だから、私としては見ているだけで嬉しくなる。
格好よくて優しいけれど・・・変に日本の女の人に慣れていない。
そういうところが好きだった。

でもとにかく・・・将来の相手としては目に入らない。

急になお誘いはすべて断ったりしているからか、彼にとって私がつれているようで・・・全く自分の思い通りにならない私にやきもきしている感じが伝わってくる。
結局のところ、私はSweetにそこまでの気持ちはないと言う事なのだろう。


そんな私でも何となく、Bijouxはもうどうでも良い感じがしていた。
最終的にどんな人と会っても、結局はBijouxなんだ。と思ってしまうことが何だか自分の逃げのような気がしてそんな事もイヤだった。
だから、Bijouxからの電話も4-5回に1度しかとらなかった。


そんな中、Sweetがバレンタインはどうするのか。と聞いてきた。
一番避けたかった話題。
ごまかしていたら、気付いたのかこう言った。

『僕は予定ないけれど、キミが何も考えていないなら別にいいよ・・・。』


ちょっと可哀想だなと思った。
でも、仕方がない。

毎日のように連絡をしてくるSweet。

『今家に着いたんだけど、やっぱりキミに会いたくなった。今日は会えないよね。』

バレンタインの前日のメールはこんな感じだった。
とりあえず、気がついたのが遅くなったと言おうと思い・・・帰路に向かった。



家についたら、私宛の大きいダンボールが届いていた。


Bijouxからだった。
あけると中には、くしゃくしゃにされた新聞にかこまれてラッピングされた色々なプレゼントが入っていた。
まだあるの?まだあるの?という感じで、探し当てるだけでも笑いがこみあげた。


中には長い手紙も入っていた。


2人のこれからの将来の事。
早く日本に来て一緒に毎日を過ごしたい事。
一緒にこれからの新しい未来を経験していきたい事。

そんな事が、Bijouxの不器用な言葉で・・・丁寧につづられていた。
暖かくなった。


それから電話が来た。
色々な事、今までにないほど長く電話で話をした。

日本に来る予定に日程や、現在決まっている面接の会社などを淡々と話してくれた。
着実に私たちの将来に向かっているというのが伝わってきた。



『明日は何か予定ある?』


一瞬ドキッとした。
「あります!・・・と言ったりして」・・・と笑ってみた。

Bijouxは 『そっか』 と言っただけだった。

「そんなにそっけなかったら、本当に明日デートしちゃう。
何か心配。とか言わないの?」

と半分本気で言ってみた。

Bijouxはそんな事全然取り合わなかった。


「もう僕わかったからいいよ。」笑っていた。


こういうのっていいなって思った
やっぱり、やっぱりBijouxなんだ。
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by beautifulone | 2008-02-27 21:55 | 気持ち

今の気持ち


一月に入ってから色々な事を考えていた。


Sweetとは、連絡を取り合っていた。
デートも続けていた。

Mareは、私に彼がいる事が引っかかっているようで押してこないけれど気がある感じであった。
でも、私がMareに会うことに罪悪感があるといった後から、もう誘っては来ない。
・・・そんな事言わなければ良かった。

そんな事考える私。バカみたい。
そう・・・ずっと何となくこの二人が気になっていた


Bijouxとは、もう終わりにしたほうがいいのだろうか。
新しい道に向かって私は歩いた方がいいのだろうか。

このままBijouxとのことを考えていてもただ時間が過ぎるだけではないのだろうかと・・・。
色々考えた。


それで、Bijouxに今の気持ちを伝えようと・・・思い切って電話をした。
電話が欲しいと留守電に残した。
しかし電話は来なかった。


折り返し来たのはそれから5日も後の事だった。



私は、電話に出なかった。
折り返しもしなかった。

余りにも遅い連絡だったのがきっかけだったのか、私の気持ちは一気に覚めてしまった。


それからのBijouxの電話には一切でなかった。

始めは3日に1度ぐらいだった電話1日おきぐらいになった。
そんな時私はイタリアに旅立った。


それからも電話は1日に1度。着信があった。
SMSも着た。


連絡をし続けているのに、連絡が取れない事に心配になったのだろう。



『どこにいるのか、連絡が欲しい。』

それでも、私は無言を貫いた。


話したくなかった。


メールなんか来た事もないBijouxからメールも来た。
次の日は、会社にもメールが来た。


毎日毎日何かに取り付かれているように連絡が来た。
連絡をしない私に心配になったのだろう。
ホテルにも電話が来た。


余りにも続く連絡をこれ以上無視できないと思いメールをした。


「返事遅くなってごめん。イタリアにいて今仕事しているから夜に連絡下さい。」


それから電話が鳴った。
たまたま気付かなかった。


余り無視をしているのも悪いと思い、それから一時間後に電話をかけた。
Bijouxは出なかった。でもその後すぐ折り返しが来た。


Bijouxは言った。


『どうしたの?何があったの?何で電話にでなかったの?』


ずっと質問詰めだった。


Bijiouxは、NYでの仕事をやめる決心をしていた。

『難しくても・・・東京に行って色々な会社の面接を受けようと思うけれど、僕と君の将来のことだから君がどう思うか聞きたかった。』


・・・私たちの将来って何?

久しぶりのBiouxに対して、そっけなくしてしまったかも知れない。


でもBijouxは変わらなかった。


誰よりも誠実で、誰よりも二人の事を考えていてくれている。

これから一体どうなるのだろう。
私はどうしたいのだろう。
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by beautifulone | 2008-02-02 00:03 | 気持ち


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