遠距離恋愛 ~Bellina~



バレンタイン


Sweet は、コンスタントに連絡をくれていた。
私がイタリア出張だったりとすれ違いは多かったが、帰ってきてからも週末は決まってデートをした。

Sweetは、ふとした角度が私の好きなジュード・ロウに似ている。
だから、私としては見ているだけで嬉しくなる。
格好よくて優しいけれど・・・変に日本の女の人に慣れていない。
そういうところが好きだった。

でもとにかく・・・将来の相手としては目に入らない。

急になお誘いはすべて断ったりしているからか、彼にとって私がつれているようで・・・全く自分の思い通りにならない私にやきもきしている感じが伝わってくる。
結局のところ、私はSweetにそこまでの気持ちはないと言う事なのだろう。


そんな私でも何となく、Bijouxはもうどうでも良い感じがしていた。
最終的にどんな人と会っても、結局はBijouxなんだ。と思ってしまうことが何だか自分の逃げのような気がしてそんな事もイヤだった。
だから、Bijouxからの電話も4-5回に1度しかとらなかった。


そんな中、Sweetがバレンタインはどうするのか。と聞いてきた。
一番避けたかった話題。
ごまかしていたら、気付いたのかこう言った。

『僕は予定ないけれど、キミが何も考えていないなら別にいいよ・・・。』


ちょっと可哀想だなと思った。
でも、仕方がない。

毎日のように連絡をしてくるSweet。

『今家に着いたんだけど、やっぱりキミに会いたくなった。今日は会えないよね。』

バレンタインの前日のメールはこんな感じだった。
とりあえず、気がついたのが遅くなったと言おうと思い・・・帰路に向かった。



家についたら、私宛の大きいダンボールが届いていた。


Bijouxからだった。
あけると中には、くしゃくしゃにされた新聞にかこまれてラッピングされた色々なプレゼントが入っていた。
まだあるの?まだあるの?という感じで、探し当てるだけでも笑いがこみあげた。


中には長い手紙も入っていた。


2人のこれからの将来の事。
早く日本に来て一緒に毎日を過ごしたい事。
一緒にこれからの新しい未来を経験していきたい事。

そんな事が、Bijouxの不器用な言葉で・・・丁寧につづられていた。
暖かくなった。


それから電話が来た。
色々な事、今までにないほど長く電話で話をした。

日本に来る予定に日程や、現在決まっている面接の会社などを淡々と話してくれた。
着実に私たちの将来に向かっているというのが伝わってきた。



『明日は何か予定ある?』


一瞬ドキッとした。
「あります!・・・と言ったりして」・・・と笑ってみた。

Bijouxは 『そっか』 と言っただけだった。

「そんなにそっけなかったら、本当に明日デートしちゃう。
何か心配。とか言わないの?」

と半分本気で言ってみた。

Bijouxはそんな事全然取り合わなかった。


「もう僕わかったからいいよ。」笑っていた。


こういうのっていいなって思った
やっぱり、やっぱりBijouxなんだ。
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by beautifulone | 2008-02-27 21:55 | 気持ち
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