そのことに気がついたのは、つい最近だった。
Valentine'S day....
本当に忘れていた。
それに、今までそんなこと気にしたことはなかった。
特別に何かしたことなんてなかったから。
¨でも・・・・今、こんな時はbijouxに何かしなくちゃ。¨
って思った。
そして、それから毎日のように夢を見た。
多分私は、罪悪感を持っているのだろう。
・・・tataを無視していることに。
次の日も次の日も夢に出てくるのだ。
実はbijouxの手紙にも返事をしていなかった。
もう何も考えたくない自分がいた。
そんなことを考えて歩いていたら・・・京都とフランスのコラボレーションというきれいな包みのチョコレートが売っていた。
あまり何も考えず
「2つ下さい。」
それを手にして自分で困惑した。
一体どうするのこれ?
bijouxのお手紙への返事は手紙にしよう。
そしてこのチョコレートを一緒に送ろう。そう思った。
でも、もう一つは?
一般的なメッセージと共に義理チョコとしてtataに送るのはどうだろう。
日本の習慣を知っているし深い意味にはとらないかもしれないし、私が無視をしていないことにもなる。
このまま友人としてフェイドアウトできるいいきっかけかもしれない。
そう思った。
でも同時に思った。
私はTataから離れたいのではなくって、何か繋がっていたいのかなって。
何かやっぱり私はずるい。