遠距離恋愛 ~Bellina~



Great time



それは、0時半ぐらいだったと思う。
一緒にいる間、Tataは2回メールを送っていた。

"at bar XXX"

しばらくしてまた。

"at bar XXX"

明らかに誰かのメールに返信をしている。
本当は誰かと約束していたのかな?それとも、夜はいつもこんな感じで何人かとメー
ルをしたり又は、出歩いているのだろうか。


-------------------------

夕食の後、彼は言った。

『ここからだと、どの駅から君は家に帰るの?』

「タクシー」

『また、君は・・・。』

「だって・・・ここからだと不便だし、それじゃぁ私の家の駅まで一本の駅まで送っ
てくれる?
それかもう一軒行くって言う手もあるけど。」

なんと、私からもう一軒行こうと誘ってみた。
どんな反応をするかちょっとドキドキしながら彼の横顔を見た。

一瞬ちょっと照れたのを隠しているような、喜んだ顔をした。

『でも、僕達今までそんなことしたことないよ・・・。』


そう。
私達は、毎回なぜか夕食を一緒にした後は必ずすぐお別れをしていた。
早いときは9時ぐらいに、別れたときもあった。

夕食の後にどこかに行くことは今まで一度もなかった。

『いいよ。じゃどこに行こうか。何をしたい?』

「そうねー。ただおしゃべりするとか?あなたは?」

『僕はね、いつもああいう雑居ビルに入っているお店は何なのか知りたかった。
一緒にチェックしてみない?』

怖いなーと思いながら、一軒目のビルに入ってみた。
とりあえず全てのエレベータのボタンを押す。

「だめ!ここは、ホステスクラブだわ。」

「うーん。ここはカラオケみたい。」

「こういうところ、見てみたかった。ほらマンガがいっぱい。ちょっとだけ見学して
みよう!」


何か私の方が、ワクワクどきどきした。
朝の8時までやっていて今は人が1人もいないところもあった。
何か不思議だな。って改めて思う。
いつも行く街でも知らないことが沢山あって・・・その中に1人1人の生活があるん
だ。

しばらく探索したあと、人が沢山いて込んでいるBarがあった。
Barというよりは、クラブというのだろうか。
飲んだり踊ったりしている人がいる場所。

まさか、そんなところに彼が行くとは思えなかった。

『ここは?』

「別にいいよ。行ってみようか。」

彼はその店に来たのは初めてだと行ったけれど、そのわりにメールを誰かに返信していた
ときにお店の名前をすらっと書いていたところを見ると来たことはあるのだろうな。
と思った。

何か不思議な体験だった。
こんな場所にTataといること自体信じられなかった。

そして彼が一瞬席をはずしたとき、イギリス人の女性から誘われて私は一緒に踊っ
た。
楽しかった。
Tataが戻ってきたとき驚いた顔をしていたけれど彼を紹介して一緒に踊った。

彼の新しい一面を発見した感じだった。
多分Tataにとっても、私の新しい一面を発見したのだろう。


『Thank you. I really had a great time.』


そう彼は、タクシーに乗り込む私に向かって言った。

本当。楽しかった。
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by beautifulone | 2007-01-14 21:27 | 恋愛
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