Tataからのメールでずっと嬉しい気持ちだったのに・・・夜に近づくにつれ不安になった。
初めは、Happyな内容として読んでいたメールも時間がたつにつれ、ネガティブにそして逆な方へ考えた。
なぜなら・・・会いたいって言いながら、それっきり誘ってこないから。
”本当は会う気がないのに、結膜炎なんて言ってとりあえず最後に早く会いたいな。
・・・って付け足したんだ。”
夜が過ぎ朝になったら、その思いは更に大きくなった。
ドンドンドンドン色々な想いが頭をよぎる。
これぞまさにネガティブ・スパイラル。
「あー、絶対他に誰かがいるんだ。
だから私に会うよりもその人に会うんだわ。
だから私のことは誘わないの。」
・・・勝手な思いは進んで行く。
そして夕方になった頃には、
”さようなら、愛しき人よ・・・”
”もう会わない。さようなら。”という気分でいっぱいだった。
残業をして夜になった頃には、
”この想いを胸に私は、誰か他の人と結婚するんだわ。”
”バカバカ Tataのバカ!”
たった一日で、色々な想いを経験した。
そんな時、会社で残業をしていて21時をまわった頃、新着メールが届いた。
Tataからだった。
いつもはこんな時間に会社にメールは届かない。・・・というのも、Tataは全然残業をしないから。
びっくりした。
『金曜日ぐらいまでには、体調も良くなっていると思う。
それから会いませんか?
・・・良い夢を。』
私ってバカ。