懐かしい思い出と想い 1 の続きです。
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遠めでも彼を見つけた。
”久しぶり!”と彼は手を上げた。
全然変わってない。
”髪伸びたなー。雰囲気全然違うよ。”
久しぶりに会ったのにあまりそれを感じない。4年もの間にお互いどのくらいのことがあったのだろう。彼が結婚をしたのは知っていた。
「もしかして、もうパパになった?」
”うん。もうパパだよ。”
何となく・・・ほっとしたような、悲しいような気がした。
それから2人でご飯を食べた。今の近況や元同僚の話など話は尽きなかった。
年月が経って、彼もそして私も大人になったのだろうか・・・お互い肩に力が入っていない感じ。
素直な感じ気がした。話していて懐かしい気持ち。そしてドキドキするような気持ちがあった。
そしてサンミンは、言った。
”本当のこと言ってみて。あの頃付き合っている人いた?”
「? いないよ。いなかった。」
”本当? 僕はもてあそばれていると思ってた。会社の人から、付き合っている人がいるって話も聞いてたし。ショックだ・・・”
彼は素直に続けた。
”それに君の気持ちがつかめなかった。何を考えているのかわからなかった。もてあそばれているんだ。って思ってた。 どうしてあの時、押していけなかったんだろう。”
「・・・それがきっと、”タイミング”って言うものなんじゃない?どうしても!って言う気持ちまで行かなかったから、積極的にもなれなかったんじゃないの?」
”あの時、僕のことどう思ってた?少しは気にしてくれていた?”
「会社の人だし、自分を制御していたところもあった。変な噂になってもイヤだし。でも初めてあなたを見たときにとってもドキッとしたのよ。だから何となく気になってた。」
色々な話をした。
”実は離婚をした。彼が居るのを知っているけど、彼とそんなに遠距離なら僕にもチャンスがある。僕は諦めない。”
・・・それからほぼ毎日電話をしてきている。
私の心は決まっている。Bijoux 一筋なんだ。
早くBijoux が日本に住めるようになりますように・・・。