遠距離恋愛 ~Bellina~



Sweetの結婚 2


Sweet の結婚1

Sweetと会う日になった。
何となくドキドキするような、何となく気乗りがしないような・・・。微妙な気分だった。

待ち合わせに現れた彼は、相変わらず格好よかった。
私の好きなジュード・ロウのよう、と少しだけ見とれてしまった。
でも話をしていても、”この人は結婚するんだ。この人の頭の中には他の女性がいるんだ。”と思うと何だか疲れた。
すべてが、うわべの話のような気がして何だか話をしていてもしっくりとこなかった。

ドイツに帰る彼の、送別会の意味を込めてドイツのビールを飲みに行った。
話をしていても、前とは何かが違う。
この3-4ヶ月の間で、着実に何かが変わったのをつくづく感じた。


3杯目のビールを飲み終わった頃、私は意を決して聞いた。


「いつ、結婚するの?」


Sweetはとまった。
本当にスローモーションのようにとまっていた。

『・・・何言ってるの?』

明らかに動揺していた。


「いいじゃない。別に言ったって。」


『結婚しないよ。でも誰がそんな事言っていたの。』


彼は否定を続けた、でも私は意を決して聞いてみた。


「もう付き合って長いの?」


暫くの沈黙の後、少し頷いたそして

『言いにくいよ』
・・・と、Sweetは下を向いて泣き出しそうな顔をした。


それを見て、涙が頬を伝っていくのをを感じた。
そして、Sweetは私に向かって手を伸ばして暖かな手で私の頬に触れた。


『君は、いつもいつも優しいし、きれいだし、頭もいいし。こんな人は見た事がない。
でもどうして君は結婚しないの?いつも僕は不思議で、何故なんだろうっていつも思ってた。

どうしてなの?
結婚は興味がない?』


Sweetの暖かな手を頬に感じながら、心が温まってきた。
少し前のギクシャクした雰囲気が消えていった。


つい、3-4ヶ月前まで毎週のように会っていた私達。
近い距離ではあっても、近づかず離れず微妙な関係。
変に先を求めない、Sweet。
・・・私には、それが心地よかった。

Bijouxは裏切れない。



お互い聞きたいけど、聞けなかったこと。それがやっと言葉になった。



帰り際、Sweetは私を強く抱きしめて離さなかった。


『明後日のPartyでは、又会えるよね。

仕事が最後の日だから少し遅くなるけど、絶対に行くから。
会えるのを楽しみにしている・・・。』



何だか切なくなった。
今度のPartyで会った後は、きっともう2度とSweetには会わないだろう。


だから・・・Bijouxの事は、絶対話さない。そう心に決めた。
これから会わないのならば、言う必要はない。

初めて、Sweetの結婚の事を聞いたとき、私はとてもショックだったのだ。
何だかわからないけれど、とても傷ついて・・・とても落ち込んで、毎日何をしても悲しかった。
眠れない夜もあった。


だから私はBijouxの事は、Sweetに言わない。
わざわざ、悲しい思いをさせる必要はない。

Sweet は、婚約者の元へ帰り、日本でのほのかな想いを思い出にすればよい。
わざわざ最後に、後味の悪い思いをさせる必要はないのだ。


ありがとう。
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by beautifulone | 2008-12-17 21:55 | 気持ち
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